プロゲーマーの世界というと、過去においては、シビアな世界というイメージが強いものでした。

ですが、今ではプロスポーツの世界と同じで、トライアルも存在しますし、プロゲーマーの登竜門となる大会まで存在するのです。しかも、プロになってから1年と経たずに大金を得る人も増えてきました。

というのも、プロゲーマーの大会の中には、賞金総額が1億円を超えているものが増えてきたからです。勘違いされないように、賞金総額の基礎知識を案内させていただきますが、今のような高額の賞金総額の大会は、過去ではあまり見ることができませんでした。

国内では、e-sportsがまだ普及していないため、世界の事情について詳しい人が少ないだけで、海外であっても、賞金総額が1000万円前後の大会は多く存在します。ですが、一部のゲームジャンルの人気が非常に高いため、賞金総額が1億円以上のものが増えていますし、最大で20億円前後の大会まで存在するのです。

前述のとおり、国内ではe-sportsが普及していないため、なぜ、これほどの賞金を出してくれるスポンサーが存在するのか、そのことが不思議でならないという人もおられるでしょう。ですが、海外ではプロゲーマーの養成施設、学校なども存在しますし、モデルタレントのように活躍されているプロゲーマーも存在します。

つまり、名のある人物を輩出することで、事務所としての人気を高めることが可能、広告塔として活躍することも可能なので、プロゲーマーというのは、ゲームが上手いだけの人物というのは、現代社会では通用しない捉え方なのです。プロゲーマーに会うためのイベントも存在しますし、特定のプロゲーマーを意識したグッズ販売まで行っています。

これらの収益により、大会を開催する費用が集まる仕組みになっているので、国内のe-sportsとは違い、海外では、大規模のゲーム大会を開催できるようになっています。また、どのような国で盛んにゲーム大会を開催しているのかというと、それは主にアメリカです。

日本人プロゲーマーも、海外の大会で賞金を獲得していますし、アメリカの有名メーカーを通じて、専属契約を交わしている人も増えてきました。今では、清涼飲料水などプロスポーツ選手が契約することもある、歴史あるメーカーとの契約も可能になりました。

これはアメリカだけに言える話ではなく、e-sportsが普及している韓国、中国でも同じような現象が起きているのです。昔に比べて、今では30代以降のゲーマーが多く存在しますし、漫画、アニメとタイアップしているゲームも増えてきました。

あらゆるところから大会用の資金を回収できるため、大規模な大会が増えるようになったのも事実です。また、韓国、中国からは有名なプロゲーマーが多く輩出されているため、アメリカの大会で優勝しているプロゲーマーの多くは、韓国、中国という事実も存在します。

今では、チーム戦の大会も増えてきましたし、その影響で、大会が1日中盛り上がるようなケースも増えてきました。このように活気、収入ともに高まっているので、世界では、高額の賞金付き大会が増え続けているのです。