プロゲーマーは、e-sportsの普及もあり、少しずつではありますが世間に浸透してきている状況です。

しかし、プロゲーマーの収入に関する情報は少なく、なぜ、プロゲーマーは儲かるといった情報が存在するのか、その辺りが不透明となっている状況でもあります。なので、今回はプロゲーマーの収入源として有名なものではなく、意外と感じる収入源をピックアップしました。

まず、プロゲーマーの収入源で有名なものは、大会賞金、スポンサー契約の2つです。こちらは有名過ぎるので省略しますが、その他の収入源として、以下のような収入源も存在します。

プロゲーマーは、ゲームの講師として活動されている人も存在し、これは、国内より海外で普及している状況です。国内でも、ファミリーコンピュータが人気の当時は、自称プロゲーマーの講師が存在し、ファミリーコンピュータの知識、そして、プレイスキルを高める方法をアドバイスしていました。

どのようにして収入を得るのかというと、1回のレッスンに付きレッスン料が発生し、そのレッスン料を個人、もしくは複数で分けるという方法が取られていました。人気の講師は、1回のレッスンで数十人をまとめて教えますので、本業を忘れてプロゲーマー講師として収入を得ている人もいます。

補足となりますが、レッスン料は一律ではありません。講師によって変化しますし、また、どれほどの規模でレッスンを行うのかによっても、プロゲーマーの収入が変化するのです。

大会の規模がかなり大きい場合は、ゲスト料金なるものも発生しますし、契約料金という形で固定の収入を得ることも可能です。このように、収入の発生パターンが固定ではなくなっているところが、今と昔の大きな違いかもしれません。

また、プロゲーマーの中にはタレント並みの人気を誇る人もいます。そのため、ゲーマー用の事務所を設立、運営する形で、タレント料金を得る形の収入源も存在するのです。

ゲーマーというと、オタクのような扱いを受けている人物と思われることが、国内では、今でも確認できる状況となっています。ですが、海外では有名タレント並みの扱いを受けている人もいますし、1人のプロゲーマーに会うために、わざわざ何日もかけて大会まで足を運ぶ人もおられるのです。

このような人気もあるので、タレント料金以外では、タイアップ商品の開発、宣伝に関わったことによるインセンティブ制度もあり、タイアップ商品が良く売れるほど、多額の報酬を受け取れる仕組みまで確立されています。また、プロゲーマーの中には、チャリティーイベントを開催するなどして、メディア雑誌への売り込みを図っている人もいます。

その後、テレビ番組に出演する形で出演料をもらう形で、新しい収入源を確立する動きも増えてきました。その他の収入源では、チームとしてゲーム大会に出場する、サイン会を開催するなどして、すでにファンが存在する状態で、ファン専用のイベントを開催するケースも存在します。

このようなケースの場合、すでにファンが会員登録を行っており、会員登録時に会員費用を支払っているため、毎月で定まった収入を得られるという魅力もあり、このような動きは、ブログマガジンの発行なども通じて、多くのプロゲーマーが収入を得ている状況です。